RGC-83 ジム・キャノンU
チャップ・アデル搭乗機
このジム・キャノンUは、OVAの「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」に登場する中距離支援用MSでアルビオン隊のパイロット、チャップ・アデルやチャック・キースらが搭乗して活躍しました。

この機体は、ジムキャノンと言っても通常のMSVに出てくるRGC-80の系列ではなくRX-77Dガンキャノン量産型のデータを元に開発されました。

パーツの大部分はジム・カスタムと共用化が図られており、外装にはガンダムNT-1のコンセプトも受け継がれております。

「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」以外にも劇場版「機動戦士ZガンダムV 星の鼓動は愛」には、エゥーゴカラーの機体が登場したり、その他コミックスやゲームソフト等の作品にもカラーリングの違う物などが出てきます。
制作コメント

今回の作例は一応、この機体の代表的なパイロットであるチャップ・アデルの機体を再現しています。
依頼者様からの要望でHJ誌の作例を参考にして制作して欲しいとの事でしたのでいくつか参考にさせてもらいました。と言っても私の腕では、雑誌の作例と全く同じ物は作れるはずもないので私なりに「ここはやり過ぎだろ」とか「ここはこうした方が」と言う具合に好きにさせてもらいました。
実施に作っている人があの作例の記事を見ると書いていない改造箇所とかあるのが解るのですよ・・・
肩の接合方法の変更に加えて位置をちょっと上にずらしてあるとか?
それと作例を否定するわけではないですが個人的に太ももを延長し過ぎるは反対派なんです。
でも実際、あの作例は無茶苦茶カッコ良く見えました。(お世辞抜きで)
個人的には、ジムキャノンUは短足なのが当たり前ですから・・・もっと太っていても良いくらいです(笑)
しかし、依頼者様の要望なので作例とノーマルの間位の長さにしました。
好みとは別に少し伸ばしてあった方が立体物としての見栄えは良いと思いますね。

改造箇所はほぼHJ誌の作例と同じなのでそちらを参考にされてみてはどうでしょう?(2011、8月号)
いくら自分が作ったとはいえ殆ど人の方法を真似ているので敢えて改造箇所はこのページで書きません。
正直な話、そのまま作ってもかなりカッコ良くなる良いキットでした。

あと設定画イラストで確認出来る足のモールドは追加してます。
劇中では左手にサーベルを持っていたのでHGUCジェガンの手首を使って再現できるようにしています。
(画像には写していませんけど)

アデルのフィギュアも以前作った同シーリズの物と身長などを調整して何時も通りに作っています。
似ているかどうかは見る人次第といった所でしょうか?

本体のカラーリングも以前に改造して作ったジム・カスタムに合わせています。