RX−77D ガンキャノン量産型
リド・ウォルフ専用機
「戦略戦術大図鑑」に登場する連邦軍エースパイロットのリド・ウォルフ専用機です。
通常ガンキャノン量産型は赤ですが、彼の機体は連邦では珍しくパーソナルカラーの黒で塗られています。
もともと戦闘機パイロットであったが人員不足からMSパイロットとなる。
戦闘機パイロットの時から機体を黒く塗装しておりジオンの兵からは、「踊る黒い死神」と呼ばれ恐れられていたようです。
MSに乗り換えた後の戦果は目覚しく、ジム・キャノンで参加したアフリカ掃討戦にていきなり21機を撃墜してエースパイロットになりました。

彼がMSパイロットとしての実力を出し始めたのが、このガンキャノン量産型だったそうです。
この後RGM-79SPジム・スナイパー2へと乗り継ぎ一年戦争最後の激戦である「ア・バオア・クー攻防戦」において戦死しました。
撃墜スコアはMS68機、艦船4隻、これは、アムロ・レイに次いで連邦軍の撃墜数第3位!
制作コメント

出来の良いキットなので殆んどストレートですが、いくつか改修して見ました。
まず、両肩とランドセルのモールドをピンバイスで開口して、頭部アンテナを真鍮線とスプリングパイプに交換、首を0.5ミリ延長しています。
胴体・両肩・足裏のバーニアに市販のディティールアップパーツを使用しています。

見た目にも大きく違うのは、ジム・コマンドのシールドを付けている所です。
公式設定ではありませんが、シールドを付けたらカッコ良いだろうと思い試して見ました。
シルエットが、ジム・キャノン2の様になるのを狙っています。
(全く違和感が無いと思います)他は、殆んどストレートです。

あとは、ストレートにつなぎ目消し・ヒケ処理(400番〜600番〜1000番のペーパーがけ)サフ吹き(1200)の後、黒立ち上げ塗装・エナメル塗料(ブラック+ブラウン)でスミ入れ・デカール・トップコート(つや消し・光沢の混合)。
細かい所は、筆塗りです。

踊る黒い死神の専用機の色は、黒とされていますが本当に黒で塗ってしまうと味気ないので今回は、ミッドナイトブルーで塗っています。
カラーリング等は、PS2の「ギレンの野望」に登場する機体を参考にしています。