ゲルググ 青の部隊仕様
ディドー・カルトハ搭乗機
この青く塗られた機体は、アフリカの民族解放ゲリラである「青の部隊」の機体でこの部隊には、このゲルググ以外に青く塗られたディザート・ザクやアイザックと言ったMSも存在します。
このゲルググのパイロットは、部隊の隊長ディドー・カルトハで彼の死後、ディザート・ザクを破壊されたエロ・メロエが搭乗しています。
ディドーが乗っていた時は、頭部にアンテナが装備されていてドワッジの通常装備である改良されたジャイアント・バズーカを持っていましたが、エロが乗っていた時は、頭部にアンテナは無く武器もビーム薙刀のみです。

劇中の台詞によるとこの部隊ザクやゲルググは、オリジナルではなくレプリカです。
なのであえてここでは、MS−14と書いておりません。
制作コメント

武器と簡単な改造で機動戦士ガンダムZZに登場する青の部隊仕様のゲルググとパイロットのフィギュアを何時もの1/35スケールで作って見ました。
この機体は、ジオンのオリジナルではなく外装だけで中身は、全くの別物のレプリカだと言う事を多少意識してディドー・カルトハの乗るアンテナ付きのゲルググを目指しました。

頭部=モノアイをクリアパーツ(ビームサーベルの輪切り)に変更!
あとは、アンテナをシャープに削っています。

胴体=腹の形状が丸くて私のイメージとは違うので昔のイラスト等に見られる形状にアルテコで修正!
リアスカートの形状もジオノの様になっているのでプラ板で2ミリ延長してから形状を昔の様に直しています。
腰にビーム薙刀を取り付けるモールドをアルテコで埋めています。
レプリカなのでそこまでオリジナルを再現していないだろうと思いこの様になりました。
スカート内部のバーニアを一つ一つ切り離しています。
肩の接続パーツを後ハメ加工。

あと肩内部の丸いパーツの下(軸が当たる部分)を少し削って可動範囲を確保!
この工作は、地味ですがシルエットなどに大きく影響します。
この改造は、友人である三十路工廠さんのアイデアです!

腕部=両腕に付いている熱核ジェットユニットは、キットでは何も無いのでダクト風にモールドを彫っています。市販パーツで手首カバーを追加!
通常なら四角いバーニアパーツで関節カバーを作りますがここもレプリカと言う事で丸い方を使用しています。
あとヒジ関節の後ハメ加工です。

脚部=ヒザ関節の後ハメ加工しています。
フレア内部のバーニアはリアスカートのバーニアと違い、切り離さなくても待ったく見えないのでそのままです。

武器=専用のビームライフルは以前、製作したディザート・ザクに使用したので今回は、無しです。劇中でも登場していきなりザクにビームライフルを渡していたのでこれで正解です。
劇中でも携帯しているドワッジと同様のジャイアント・バズーカは、HGUCの物を少し切り詰めてからドワッジのキットに付いている物を移植しています。
少しだけ短くした方がよりしっくりときます。
そのまま持たせると長過ぎますからね!
シールドは、ストレートです。

1/35フィギュア=エポパテとアルテコでスクラッチしました。
設定画などでは、二人ともターバンを巻いておりませんが劇中ではずっと巻きっぱなしなのでビデオを何度も見ながら頑張って作りました。
似ているか?と言われれば正直、余り似ていないと思いますが雰囲気は、かなり出ていると思います!
劇中でグレミー・トトを脅していた刀も依頼者様の要望で持たせて見ました。

あとは、ストレートにつなぎ目消し・ヒケ処理(400番〜600番〜1000番のペーパーがけ)サフ吹き(1200)の後、黒立ち上げ塗装・エナメル塗料(ブラック+ブラウン)でスミ入れ・デカール・トップコート(つや消し・光沢の混合)。
フィギュアは、筆塗りです。

以前に作ったディザート・ザクと違い色が1段明るい物になっていますが、これも設定通りです。このゲルググは、アイザックと同じ色なのでそれを参考にしました。
今回のゲルググは、どっちかと言うとフィギュアがメインかな?(笑)

追加画像