MS−06D ディザート・ザク
青の部隊仕様
MS−06Dディザート・ザクは、1年戦争当時のデザートザクに改修を加えた機体でアフリカ解放戦線やジオン残党のロンメル隊によって運用されたました。
機動戦士ガンダムZZに登場します。)
この青く塗られた機体は、アフリカの民族解放ゲリラである「青の部隊」の機体でこの部隊には、このディザート・ザク以外に青く塗られたゲルググやアイザックと言ったMSも存在します。
このディザート・ザクのパイロットは、トアレグ族の若き戦士エロ・メロエです。
後半では、隊長のディドー・カルトハの乗っていたゲルググに乗っています。
(劇中の台詞によるとザクやゲルググは、オリジナルではなくレプリカらしいです。)
制作コメント

HGUCザクUとディザート・ザクのニコイチです。
劇中では、マシンガンをやられてヒートトマホークでZガンダムと交戦していて途中で部隊の隊長であるディドー・カルトハの乗るゲルググにビームライフルを渡されて使用していましたのでHGUCゲルググのビームライフルを持たせてヒートトマホークを作りました。

以前に作った事のあるデザートザクとは、比較にならない位苦労しました・・・。

頭部=何時もの様にHGUCザクの定番工作であるモノアイスリットの幅詰めとモノアイのクリアパーツ化をしてから頭部にピンバイスで穴を開け、市販パーツを貼ってバルカンを追加!
(ガルマザクにも頭部バルカンが付いていますが、あれでは小さいので作り直しました。)
アンテナを真鍮線に換えてアンテナ基部をキットから持って来てパテでボリュームアップ!
パイプの付け根もアルテコパテで作り、口を一回り大きくしています。
(大きくする事で頭部全体のバランスがとれます。)

胴体=胸部は、大きくディティールが異なるのでキットの物を幅詰めして貼り付けてからパテで修正してディティールも全て作り直しております。
(ただ貼り付けただけでは、非常にカッコ悪いので注意してください!ここは、重要な部分ですので全体のバランスを考えて調整してください。)
フロントスカートは、オリジナルデザインだと絶対に動かないのでイメージを残しつつ独立可動が出来る様に改造しています。フンドシパーツもアルテコパテで形状変更!
サイドのスカートもキットの物を貼り付けてアルテコパテで修正してマウントラッチのディティールを作っています!
リアスカートは、ダクトをキットから移植!ジャンクパーツでヒートトマホークのラッチを追加!
背中は、ランドセルを乗せる為平らに修正!
フンドシパーツとフロントスカートにモールドを追加!

腕部=シールドとスパイクアーマーは、キットから持って来て改造しています。
スパイク部分には、HGUC旧ザクのスパイクシールドの物を移植!
裏側をエポパテで埋めてからディティールを追加!接続は、ボールジョイントです。
シールドは、HGUCザクに合わせて延長してから裏側にHGUCザクのパーツを貼り付けています。サイドの丸いパーツは、いったん切り落として市販のパーツに変更!
肘の関節は、蛇腹風に見える様モールドを彫っています。
後は、何時もの様に市販パーツで手首カバーを追加!
HGUCザクの手首の裏側を少し削るとゲルググのビームライフルがバッチリ持てます。
逆にディザート・ザクのマシンガンを持とうとするとグラグラなので手首をもう一つ持って来てこちらは、プラ板をスペーサー代わりにして貼り付けています。
忘れてはならないのが、手首に2箇所モールドを付ける事です!

脚部=太もものセンターにモールドを追加して肘と同様に膝関節も蛇腹モールドを追加!
(後ハメも当然しています。)
膝パーツは、キットの物をパテで大きくしてから貼り付けています。
そのまま貼ると非常に薄っぺらくなりますのでご注意を!
脹脛の内側のスラスターもキットから移植!
後ろに大きく付いているスラスターは、そのまま移植したのでは、バランスも悪く小さ過ぎてはまりませんのでいったん切り離してからパテで足らない部分を作り直しています。
(HGザクならそのまま付けられそうですが・・・。)
以前に作ったデザートザクでは、再現しなかった膝裏のモールドも今回は、再現しました。

武器・ランドセル=ザクマシンガンは、マガジンをHGUC旧ザクの物に変更したのみです。
ゲルググのビームライフルもストレート。
ヒートトマホークは、ザクのキットに付いている物を2個用意して設定画を見ながら改造しました。(劇中では、これをよく使っていましたから当然作らなければいけないでしょうね!)
この武器は、ドワッジも持っていますよね!
ランドセルは、一部市販パーツを貼っただけでストレートです。
胴体とつながっているパイプは、切り詰めて使用しています。
増設されたプロペラントタンクは、接着だけではこわいので真鍮線にて接続!

あとは、ストレートにつなぎ目消し・ヒケ処理(400番〜600番〜1000番のペーパーがけ)サフ吹き(1200)の後、黒立ち上げ塗装・エナメル塗料(ブラック+ブラウン)でスミ入れ・デカール・トップコート(つや消し・光沢の混合)。細かい所は、筆塗りです。

カラーリング等は、劇中に登場する機体を参考にしています。
ガンコレ等では、青の部隊のゲルググもザクも同じ色ですが、本当は違います!
ゲルググとアイザックは、同じ色ですがディザート・ザクは、一段暗い色でゲルググの胴体色が本体色になっていて胴体は、それよりも暗い青です!
ここを間違えると恥ずかしいので気を付けましょう!
劇中でも映っていない脹脛のスラスターは、アイザックや通常のディザート・ザクに合わせて赤く塗って見ました。
この手も色は、難しいです・・・「青いMSは、伊達じゃない!!」って言ってましたよね?

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