MS−14B 高機動型ゲルググ
エリク・ブランケ専用機
このゲルググは、PS3のゲームソフト「機動戦士ガンダム戦記」の中で主人公のライバルとして登場するエリク・ブランケ少佐のパーソナルカラーに塗られた高機動型ゲルググです。

ゲーム中でこの機体は、同じジオンの残党であるデラーズフリートから「水天の涙」を成就させるため贈られた物です。

同タイトルのムービーでも1年戦争当時のエリク・ブランケが描かれており少し塗り分けが違いますが同色のYMS−14(MS−14S?)に乗っているのを確認出来ます。

ゲーム中では、MS−08TX/Nイフリート・ナハトやパーソナルカラーに塗られた旧ザクにも乗っています。
それとムービーでガンダム7号機との戦闘シーンはカッコ良かったです。
制作コメント

製作はいたって普通で、このキットに必要な後ハメ加工の他、リアスカートと下腹の形状変更・手首カバーの追加・バックパック等は、MSVの物をレジンで複製した物を軽くディティールアップして使用。
頭部のアンテナをMGデザインのMSV風に変更しています。
肩の先端を少し尖らせていたりスラスターを追加したりゲーム中で確認出来るモールドをHGUCに合わせてあまりくどくならない様、簡素化して入れてあります。
全く同じではありませんがほぼこんな感じです。
このモールドは友人の三十路工廠さんの陸戦型ゲルググの作例を参考にして自分なりに入れて見ました。

本当ならば足首の先端の形状が角ばっていたりと色々と違うのですが、それなら最初からMGで作れば良いだけで・・・
でも今回はHGUCでの製作と言う事もあてシルエットやディティールは過去に製作したゲルググに合わせています。
なので細かい改修や塗装などは、過去に作ったHGUCゲルググと同じです。

肝心のインビジブルナイツのマーキングは、友人に頼んで製作してもらいました。
これが無ければこの機体は完成しなかったので本当に助かりました。
この場を借りて改めてお礼を言わせて貰います。

あとゲーム中の物を良く見ると微妙な色合いでラインが入っています。
デカールでは色合いが合わないので筆で描きました。
コーション系のデカールも私にしては多めです・・・(笑)

フィギュアも何時もと同じ制作方法です。
今回は、初めてのヘルメット装着状態や何時もと違うジオンのノーマルスーツ等・・・
色々と大変でした。

カラーリングも画像より実物はもっと暗い色合いで紫がかっています。
元々の色が微妙なだけに画像では伝わり難いです・・・凄く薄く見えますよね・・・。

基本、旧ザク(エリク)やイフリート・ナハトと同じ色のはずなんですが3機ともディティールの都合上色の濃さが違います。中でもゲルググは色合いが薄く見えてちょっとギャンやズダの色に近く見えます。でもあまり紫に振り過ぎるとカッコよく見えないのですよね・・・(個人的にですが)
公式HPなどで「黒く塗装された」とか書いてありますが実際は、黒ではないです。
黒い三連星などと同じ例ですね。

何故だかわかりませんが公式HPで確認出来るこの機体にはゲーム中の呼び名で言うとマツナガシールドが付いているのです・・・?
でもゲームではインビジブルシールドと言う機体と同色の物が存在するのでそちらで塗っています。
ゲーム中で見る機体をと言う事であれば腰のマウントラッチに薙刀を装備していないのもそうですね。本来は付いているはずなんですがゲームの都合上映っていないので・・・(笑)