MS−14J リゲルグ |
イリア・パゾム搭乗機 |
一年戦争後、アクシズ軍が従来機のMS−14を改修し転換していった機体です。 名前のリゲルグもリファインされたゲルググと言う意味です。 推力と燃料搭載量の不足を補うために、バックパックにプロペラントタンクを付けて両肩に大型のバインダーが加えられて見た目こそ古い機体ですが中身は別物で最新の制御システムや全周囲モニターに換装されていてその構造は、第2世代以降のMSに近い物になっています。 本編中では、強化されたマシュマー・セロの副官(監視役)であるイリア・パゾムが搭乗してマシュマー・セロのザクV改と共に活躍しました。 リゲルグのキットは、機動戦士ガンダムZZ放送時からキット化されていて出来の良いキットで知られていましたが、キット指定の塗り分けや細かい所が劇中の機体と異なっています。 塗り分けの違いは、首周りが本体と同じレッドでプロペラントタンクがランドセルと同じグレーになっています。と言いつつもこの写真では、本来の色に写っていなくて説得力が無いですがこの作例の実物は、もっと暗くてキット指定どうりのマルーンです。 (どうも写真に写すと色が明るくなる傾向にあるようで・・・) |
制作コメント
製作は旧キットとのニコイチで、一部スクラッチで製作しております。 旧キットには、イリア機が装備してる指揮官用ライフルが付いていないのでスクラッチして何時もの様にフィギュアも製作しました。 それにキットでは、指定のあるジオンマークも貼っておりません。 あくまでもアニメのイメージで製作しました。 私個人の考えですが、キットの説明書にもあるようにキット指定の物(箱絵の仕様)は、新兵訓練用のMSでイリアの乗ったリゲルグは、指揮官用なのでは?と思っております。 この考えならジオンマークなしで指揮官用ライフル装備の機体が練習機ともう一つ存在すると言う説は、頷けます。 あとギレンの野望のゲームムービーでもキャラ・スーンがリゲルグに乗っているのが確認出来ます。 このキットの改修点は、後ハメ加工やモノアイのクリア化の他、リアスカートと下腹の形状変更・手首カバーの追加・バックパックや両肩等は、旧キットの物を使用。(多少パテなどで形状を変更したりディティールアップしています) 旧キットの物を幅増ししてHGUCの肩パーツを移植しするのは当然なのですが、肩をそのまま付けると先端が非常に弱々しく見えるのでボリュームアップして内部にもMGゲルググのパーツを使用しています。 頭部も口元等を削り込んで若干イメージをシャープにして(凄く微妙なので解からないかも?) あとは定番のアンテナをMSV風に加工。 両腕のグレネードは、キットの先端だけ幅増しして使用してあとは、プラ板とパテで作り直しました。 ここの形状がポイントで設定画もキットの物もTV画面の物も全て形状が違っておりMGの改造パーツを参考に作り直しました。 設定画を見て頂けると解かると思うのですが、前から前から見た時と後からの形状に矛盾があります。 それとこの機体は、通常のゲルググと違いリアスカート内部のバーニアが3基ではなく5基なので左右に1基づつ追加しています。 専用ライフルは、HGUCゲルググのライフルグリップだけを使い、プラ板やジャンクパーツで作りました。 憶えているのは、先端は確かMGアレックスのビームライフルだったと思います。 ビームサーベルは、HGUCのキュベレイか100式?の物をリゲルグのグリップ部分と繋げています。 設定にある様に2つのビームサーベルを繋げてビームランサーに出来る様にしています。 あとの細かい改修や塗装などは、過去に作ったHGUCゲルググと同じです。 マーキングなどは、上でも書いた様な理由で殆んど貼っていません。 フィギュアも何時もと同じ制作方法です。(画像が巧く撮れていなくてすいません) ただ、このスケールでこのキャラのコスチュームは、正直苦労しました(笑) フィギュア専門の方ならもっと上手に作られるのでしょうね・・・更に精進します! |