FA−78−1 フルアーマーガンダム
ハインツ・ベア搭乗機
RX-78 ガンダムに増加ウェポンシステム(コードネーム:FSWS)を装着した重装備型モビルスーツがこのFA-78-1 フルアーマーガンダムです。
連邦側のMSVとして有名ですね。
この機体は、実戦投入されなかったと多くの資料で書かれておりますが、「戦略戦術大図鑑」に登場する連邦軍エースパイロットのハインツ・ベア(撃墜数・連邦軍7位)
所属などの詳しい事項は不明ですが、乗機としてFA-78-1フルアーマーガンダムが挙げられています。
実動寸前にまではこぎつけていたものの、机上のプランとして試作以前の段階で終わったとされていますが・・・?
MSVのパッケージなど見られる写真は、実写ではなく、コンピューターシミュレーションの画面であると一般に言われています。
そんな機体を、ベア中尉が実際に使用して実戦参加のみならず37機ものMSを撃墜したと公的な記録に残っていると言う事は、非常に面白いですね。

最近では、カードビルダーやギレンの野望にも登場するので知っている方も多いかも知れません。
ちなみに同姓同名のドイツ空軍エースパイロットが存在しています。
(この人は、専用機の模型も発売されていてメジャーな人物です)

追加画像
制作コメント

Bクラブの改造パーツを使用しました。
この改造キットは、造形がしっかりしているのに抜きの状態が非常に悪くちょっと苦労しました。(レジンキットには、良くある事です)
MSVとニコイチする事を思えば遥かに楽ですからここは、目をつぶりましょう!

この改造キットは、アニメ版の頭部と手首が付属していてHGUCガンダムの頭部と手首のどちらかを選んで組む様になっています。
今回は、どちらも捨てがたいので2種類の頭部を差し替えられる様に作りました。
MSVの説明書等に書かれていたミサイルシステムも再現出来る様になっている優れものなはずなのに結構荒い部分が目立ちました・・・。
とにかく丁寧に作ろうと思い数箇所だけ改修しております。
と言ってもガレージキットを作る際には、必ず必要な事なのでここでは書きません。
そんな当たり前の事は、書かなくても見る人が見れば一発で解りますからね!

1/35フィギュア=多分、今まで立体化した人は居ないのでは無いかと思います。
資料もカードビルダーとギレンの野望のグラフィックの2枚だけ・・・しかも上半身のみ・・・解らない所は自分で考えています。
彼のイメージで何時もの同スケールフィギュアより大きく作っています。
余り似ては居ないかも知れませんが雰囲気は、出ていると思います。

あとは、レジンパーツの洗浄をしてからストレートにつなぎ目消し・ヒケ処理
(400番〜600番〜1000番のペーパーがけ)
レジンパーツは、600までで止めています。
(この方が塗料の食い付きが良いのです。)
サフ吹き(1200)の後、黒立ち上げ塗装・エナメル塗料(ブラック+ブラウン)でスミ入れ・デカール・トップコート(つや消し・光沢の混合)。
細かい所(ライン)やフィギュアは、筆塗りです。

本来のイラストならアンクルアーマーは、グレーではなくグリーンなのですが、この装甲の下にライトグレーのガンダムが隠れている感じを強調する為に当時の作例やギレンの野望に登場する機体を参考にしています。
決して今風にしたくなかったので当然の選択だと思います。
それに貼っているデカール類も当時のイラストを参考に貼っています。
当初は、シールド等に連邦マークとEFSFやFSWSと言ったデカールを貼って見ましたが・・・カッコ良過ぎて剥がしました。一気に今風になってしまいますからね!(笑)
当時の雰囲気を出すなら黄色い連邦マークか左手に5番と言った物を貼るべきなのでは?とも思いましたが、1番有名なイラストを参考に何も貼らない事にしました。
これが1番バランスが取れていて良いと思ったので・・・。

色合い等は、追加画像を見てもらった方が良く解ると思います。