YMS‐07B グフ
ランバ・ラル専用機
何も説明が、要らないですね!言わずと知れた青い巨星ランバ・ラル大尉のグフです。
ちなみにグフの青いカラーリングは、最初に支給されたラル大尉が自機を青く塗っていた事からその後の量産タイプの正式色として採用された様です。
(三連星のドムと同じですね)
制作コメント

以前にも制作したランバ・ラルのグフですが、元々出来の良いキットなので今回はそれを活かして作りました。(前回の作例と顔位しかあまり変わりませんが・・・))
皆さん気づいていましたか?ラルグフ(TV版グフ)のシールドの縁は、スカイブルーでヒート剣のグリップは、グリーンですよ!あと胴体パイプの付根(ランドセルの方)は、ブルー!
MGグフの色指定も微妙に違います。
昔の設定に近付けるのであればこの塗り分けですね。

頭部=依頼者様の要望で恐い顔にして欲しいとの事でしたのでモノアイスリットの幅詰めをしました。
前回は、アンテナをTV版の形状にしていましたが、今回は、オリジン版を参考にしています。
ノーズ部分は、角度を下につけて少し伸ばしました。
こうするとついでに顔のつなぎ目が消せるのとパイプのあとハメが出来るので便利です。
キットのバイザー先端は、エッジが無くなっているのでアルテコで尖らせています。

胴体=殆んどストレートですが、両サイドスカートアーマーの端がスカスカなのでプラ板を内側に貼って厚みを出しています。
フロントアーマーのカトキエッジを削って普通の真っ直ぐなスカートにしています。
これだけで随分イメージが、昔風になりますよ!

腕部=ここも殆んどストレートに近いですが、シールドを腕側面に取り付けています。
同時にシールドを取り付けるへこみを両腕ともパテで埋めております。
スパイクアーマーの縁を薄くするのでは無く、内側のエッジを削っています。(面取り)
肩アーマーの丸いモールドにディティールアップパーツを貼るのも何だったので彫刻刀でマイナスモールドを彫っています。(殆んど意味が無かった様な・・・)
左手首には、F2ザクの可動指タイプを使っています。
キットの手首は、少し薄いのでこの方が力強い感じで良いですよ!

脚部=フクラハギの両側面についているスラスターは、キットのままだと埋まっているので一度開口して内側から市販の角バーニアを貼っています。
あと気持ち程度ですが、グフのラッパ脚を活かすためにスラスターの角を削ってなだらかにしています。

武器=ヒートサーベルは、手首に固定する軸を切り取っています。
手首をF2ザクの物に交換したのでこれは、必要ありません。
ヒートロッドは、ストレートです。
シールドは、かなり小さく思えたので全体に気持ち大きくしてから上下にも延長しました。
市販パーツでシールド裏を少しだけディティールアップしています。

後は、基本工作のつなぎ目消し等(400番〜600番〜1000番のペーパーがけ)をしてからサフ吹き(1200)で黒立ち上げ塗装・エナメル塗料(ブラック+ブラウン)でスミ入れ・トップコート(つや消し&半ツヤのブレンド)を軽く吹いています。 細かい部分は、筆塗りです。
コクピットのパイロットもちゃんと塗っています。(写真には、写ってませんが)

左肩には、やはりラルのエンブレムを!前回の作例は、機体ナンバー31でしたが、大河原氏のイラストでは、キット指定と同じ10だったのでそちらにしました。
あとは、黄色と白のラインデカールです。
ラルとハモンのフィギュアは、筆塗りです。(これは、やっぱり一緒に飾りたいですね!)

今回は、もっとも色に拘ったのですが、フラッシュのせいでかなり薄い青になってしまいました。実物は、もっと暗い青です。
確かに彼の言うとおりザクとは違います!昔のMGザクとは、比べ物にならないぐらい良く出来たキットです。

前回の作例
HGUCの作例