MS-06R-2 高機動型ザクU
ジョニー・ライデン専用機

この機体は、MS-06R-1をベースにしている物の中身は、全くの別物でパーツの殆んどがジオニック社で開発中であったMS-11の物が使われていて、ザクUとしては、非常に高性能な機体だった様です。
このR-2型は、わずか4機しか生産されておらず、他のR型同様にエースクラスのパイロットに渡されました。
その中でも一番有名なのが、この“真紅の稲妻”ジョニー・ライデン少佐の機体です。
少佐は、後にMS−14B高機動型ゲルググに乗り換えております。

製作コメント


前回製作した高機動型ザクと同様にHGUCザクとMSVの2こイチです。
レジンで複製しておいたR-1型のパーツにR-2の追加パーツを製作して複製した物を使用しています。

頭部=何時もの工作であとハメ加工・モノアイスリットの幅詰め・モノアイをクリアパーツにしました。(これは、私の定番工作です。)
HGUCグフのアンテナを加工してMSVアンテナを再現しています。

胴体=まず胸ブロック周りをポリパテでボリュームアップしてF型との違いを出しています。
あとは、左右の胸ブロックにモールドを追加!

腕部=R型(黒い三連星機やプロトタイプ除く)全般の手首には、ナックルガードの様なパーツが付いておりこれもプラ板で追加しています。
張り出したバルジは、市販のパーツを組み合わせてパテででっぱりを再現しています。
ジョニーライデン機の特徴のスパイクは、複製した時に出来るレジンの棒を鉛筆削りで尖らせて使っています。 シールドの接続部分は、ジャイアントバズーカを持たせた時にどうしても当たってしまうので少し延長していて隙間は、バーニアパーツを加工して貼っています。 あとは、スパイクアーマーの縁を薄く削って接続をボールジョイントに変えてスパイクや縁などにモールドを彫って手首カバーを追加しました。

脚部=MSVのパーツにHGUCの関節を移植してフトモモにポリパテを盛って裏側をボリュームアップしています。
足首のパーツもF型とは違うのでパテを盛って整形!ヒザアーマーの裏もパテで埋めています。
バーニアは、市販パーツを切り詰めて使用しています。(そのままではごついので)
フクラハギ裏のパイプは、頭部のパイプを切って使っています。(2体分です)
R-2のバーニアは、R-1型と形状が違い1つのバーニアの中に4つのアナが開いています!

ランドセル・武器=MSVの物をサイズがピッタリ合うようにしてダクトなど所々市販パーツを使っています。武器は、マシンガンのマガジン裏をパテ埋めした位でバズーカとヒートホークは、ストレートです。
今回は、ジョニーライデン機なのでジャイアントバズーカを付けて見ました!
旧キットのパーツをザクバズーカの前後に着ける形で製作しています。

ジオンマークやパーソナルマークは、ストックしてあるのをそれっぽく貼っています。
今回のポイントは、口のダクトの色です! オリジナルイラストは、黄色です!

後は、ストレートにつなぎ目消し・ヒケ処理(400番〜600番〜1000番のペーパーがけ)サフ吹き(1000)の後に黒立ち上げ塗装・エナメル塗料(ブラック+ブラウン)でスミ入れ・デカール貼り・トップコート(つや消しUVカットと半ツヤのブレンド)を吹いています。

以前に製作したF型との違いを見比べると面白いです。