RX-78 NT-1 アレックス
 クリスチーナ・マッケンジー搭乗機
このMSは、「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」に登場する機体です。

一年戦争当時に連邦軍が開発した4機目のガンダムでNT(ニュータイプ)専用試作1号機となっています。

本来ならホワイトベースのNT(アムロ・レイ)に渡される予定だったのですがそれも実現せず、サイド6でケンプファーとザク改との戦闘のみで戦争が終わってしまいました・・・。
しかし、アレックスのオーガスタ系デザインなどは後のMSで多く見られますね。


右横の画像はその昔、コトブキヤで販売されていた1/20のガレージキットに少し手を加えた物になります。

キットのスタイルは今見てもよく出来ているのですが美樹本さんのデザインをそのまま立体化するとなると当時は顔などが難しかったのでしょうね。
私も頑張ったのですが只の雰囲気物になってしまいました。

ちなみに今では中々入手困難なキットです。
制作コメント

このキットは、発売からかなり経っており今の目で見るとかなり厳しいです。
発売当時はベストプロポーション見たいな感じで売っていました・・・
キットのままだとオリジナルイラストの影響で上半身が寸足らずでとてもカッコ悪いのです。
まぁ好みもあるでしょうが今の流行的に作るとしたらジムカスタムのキットや他の連邦系キットベースで作るとカッコ良くなるのでしょうが、私はカトキ風なアレンジのアレックスが好きではないので自分なりにいじって見ました。
少しはキットのままよりマシになっていると思うのですがどうでしょうかね?

制作から半年くらい経っていてどこをどういじったかほとんど覚えていないのですが覚えている所だけ書きますね。

確か頭部は隈取の部分をスジ彫りし直して顎のパーツも形状変更・アンテナシャープ・首延長。
胴体は前後に幅増し・グレーの腹部延長・その下の白いパーツを別パーツ化・肩の関節をボールジョイントに変更。
腕部は肩アーマーの取り付け方法を変更・手首カバーを市販の物に変更(アレックスは筒状で正解です。)
手首自体も他のキットから流用です。
腰はフロントスカートを左右に分割・リアは切り離してスプリング接続・股間のスラスターを市販の物に変更して中央にディスプレイ用の穴を空けてます。
脚はほぼストレートでしたが足首の付け根で多少延長していたと思います。

ライフルとシールドはストレートでシールドの取り付け方法だけ他の連邦系と共通にしました。
確かランドセルのサーベルの取り付け部分も作り直しています。

他にも頑張ってやったと思うのですがほんと覚えていないのでごめんなさい。
デカールは水溶性の物を使用しています。

一度でもアレックスのキットを組まれた方なら苦労は解っていただけるかと・・・
本当に上手い方が作ったらもっとカッコ良くなるのでしょうね。
私だとどうしてもキットベースで考えてしまいますからこんな物でご勘弁を・・・