AMS−119 ギラ・ドーガ 袖付き仕様
ギラ・ドーガは劇場用作品「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に登場するネオ・ジオンの量産型MSですが今回の作例は、シャアの反乱よりおよそ3年後のU.C.0096ネオ・ジオン残党軍が使用する「袖付き」と呼ばれるタイプで「機動戦士ガンダムUC」に登場します。
武装などは何も変わっておりませんが文字通り袖が付いていて若干カラーリングの塗り分けが違います。
この時代になればギラ・ドーガは旧式なMSなのですが他にもドライセンやドラッツェなども袖付き仕様になって劇中に登場しております。
制作コメント

今回の作例はギラ・ドーガをガンダムUCに登場する袖付きタイプでとの依頼だったので、文字通り袖の追加とシールドの袖付きマークとほんの少しだけノーマルの物と色の塗り分けが違う事を除けば、基本的なスタイルやバランス等はストレートですね。(正直、何もしなくてもカッコ良いキットです)

何時もそうですが細かい所に市販パーツを使ったりちょっとした加工(モノアイとか)も一応しているのですがこれは改造とは呼べませんから省略します。

シールドのマークですがキットの状態だと逆シャア時代のネオジオン章なのですが袖付きなのでここは変えるべきだと思い少々面倒な作業でしたが頑張って見ました。
劇中でも同じ袖付き仕様で登場する旧世代のMSでドラッツェのシールドにもしっかりとこのマーキングに代わっていたのを確認出来ます。
同時に作ったギラ・ズール親衛隊仕様とあわせる意味でも良いかなと・・・

今回もデカールは一切貼っていません。
細かい所の黄色などは全て筆塗りです。(私の場合マスキングするよりこちらの方が早いので)

カラーリングも若干、新しいUC版のイラストを参考にしましたがそれよりも同時に作ったギラ・ズールに合わせたと言うのが正解です。
と言っても同じ色にしたのではなくてあちらがあの色ならこっちはコレくらいか?とか言う事です。
例えるならこちらが08版ザク風でギラ・ズールがビッターザク風ですね。その位の差があります。

しかしこのキットは本当に素晴らしいスタイルのギラ・ドーガですね。
旧キットも別の意味で良いキットでしたがHGUC版は完璧だと思いました。
とても重厚でジオンらしいスタイルがよく出ていてとてもお勧めのキットです。