YMS−15 ギャン
マ・クベ搭乗機
ツィマット社のYMS-15は、連邦の新兵器RX-78に対抗して開発された白兵戦重視のMSで、その先行試作型にマ・クベ大佐自身が搭乗しています。(TV版のみに登場しているMSです。)

このYMS-15はMS-14と同時期に開発された白兵戦用MSで連邦軍のRXシリーズとの格闘戦を主眼におき開発されました。

しかし、格闘戦専用としたため火力は、MS-06F程度しかなく次期主力MSの座をジオニック社のゲルググに譲る事となりました。
テスト用の機体はマ・クベ専用に改造されてルウムのテキサスコロニーにて実戦投入されました。

PS2用ゲームソフト「ギレンの野望」には、全身にエングレービングを施したマ・クベ大佐専用の機体が登場します。
制作コメント

流石に最新のMGは、出来が良い!しかしヒケがかなり目立ちました・・・。
付属のマ大佐(1/100・1/20)の出来には、大変満足できる物になっています。
パーツ分割もマスキングを必要としない様に作られており良いのですが、それによりパネルライン等がつなぎ目を消すかモールドとして彫り直すかしなければ見栄えが悪いので今回は、デザインナイフを使ってモールド風にしています。

頭部=出来には、満足ですが普通では面白くないのでモノアイスリットのエッジにアルテコパテを使ってより尖らせています。
クビの括れも平坦なのでヤスリで削り込んでいます。
内部メカのあとハメ加工も必要です。

腕部=パネルラインをモールド風にした以外は、ストレートです。

脚部=ここもパネルラインをモールド風にしてからHJの作例で見たヒザのエッジとフクラハギへのラインが、不自然だったのでアルテコパテを使って同じように改修しました。

胴体=ストレートです。

武器=ビームサーベル・シールド・ハイドボンプは、ストレートです。
発光するサーベルも作りましたが、電池を入れていません。
エフェクトパーツは、そのまま使用しています。

後は、ストレートにつなぎ目消し・ヒケ処理(400番〜600番〜1000番のペーパーがけ)サフ吹き(1200)のあと黒立ち上げ塗装・エナメル塗料(ブラック+ブラウン)でスミ入れ・トップコート(半ツヤ・ツヤ消しのブレンド)を吹いています。
マ・クベのフィギュアは、筆塗りです。
1/100のパイロットやフィギュアもちゃんと塗装しています。
(1/100フィギュアは、2種類あり片方は、1/20と同じポーズなので制作していません。)
デカールは、キット付属の物と市販の物を控え目に貼っています。

キットの指定では、機体番号が015となっていますが私は、昔のMSVイラストに書いてあったM−01としました。
このイラストには、コクピットに筆記体でMの文字が書かれています。
今回拘った所は、サーベルやシールドの色です。
指定の色は、黄色過ぎるように思われます。
昔、TVで見た色はもっと汚いカーキ色の様な感じでしたね!