RX−78GP02A ガンダム試作2号機 サイサリス
MLRS仕様
ガンダム試作2号機はOVAの0083シリーズに登場するMSですが今回のMLRS仕様はジオンに奪われる前に開発プランがあった言わば2号機のオプション装備です。
最近ではアーケードゲームや家庭用ゲームにも多く登場しています。

キットに付属のビームバズーカは簡単に言えばアトミックバズーカを使い切った後の代用装備なんです。
と言う事は、2号機が大破することなくそのままジオンで運用されていたら・・・と言う設定の武器です。
それとは逆に今回の多連装ロケットシステムは連邦独自の武装と言う事になります。

実際、アーケードゲームなどでもその様に配備されているようです。
(私も知らなくて依頼者様から教えて頂きました・・・笑)
なので見る人が見ればこの機体にこのライフルと言うのはアリだなと言うのが解かってもらえると思います。
一部のゲーム(Gジェネ)では二つの装備を同時に使っていますがそれは形状的に絶対不可能です。
制作コメント

このキットは物凄く久しぶりに作りましたがやはり物凄く作り難いキットで苦労しました。
全体で見て見れば悪くは無いと思うのですがやはり手足の長さと頭部の大きさなどバランスはイマイチな印象です。
確かにゲーム等で見る2号機は手足が短くこんな感じでしたが・・・
個人的に好きな機体だけにもっと考えて作って欲しかったです。

で今回は以前にも作った2号機の連邦バージョンであるMLRS仕様と言う事で依頼者様からのご要望でもある1号機や3号機が持っているビームライフル装備でキット付属のビームバズーカはジオンなので無しと言う事になりました。
バズーカならあの短い手でも様になるのですがビームライフルだと余計に短さが目立ちます。
なので今回は、上腕・首・腰接続部を気持ち延長しました。
太ももとかも普通だったら上の改造に合わせて延長するのですがあの短い足は結構好きなのであえてそのままで他を延長する事でバランスをとって見ました。
(少しはマシに見えると思いますし2号機って足が短い物だと思っていますので・・・)

細かい改修等は以前に作った時と同じです。
何せあとハメ加工もそうですがそれすら出来ないようなパーツ構成になっており手間が掛かりましたよ。
背中の武装も全てあとハメする事になったので通常でも面倒なキットがさらに面倒な事に・・・(泣)

塗装ですが通常の2号機(ガトーが使用した機体)とカラーリングも若干違います。
連邦機は胸のブルーと両肩のブルーが同じでランドセルもブルーではなく関節と同じグレーで大きなバーニアもホワイトの塗り分けがないグレーです。
あと細かい部分や黄色の部分は全て筆塗りです。

今回貼ったデカールは、胸の小さな連邦マークのみ!(笑)