MS-09F/TROP ドム・トローペン
闇夜のフェンリル隊仕様
この機体は、PS2のゲームソフト「ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079」に登場するジオンの特殊部隊「闇夜のフェンリル隊」で使用されているMS-09F/TROPです。
ゲームでは女性パイロットのサンドラ少尉が搭乗しています。

通常のトローペンと一見、何ら変わりは無いのですがカラーリングが異っていてヒジとヒザの塗り分けが違っていて武装も少し変わった物を装備しています。
制作コメント

基本的には殆んどストレートと言ってもよいです。
手を加えていると言ったら首を少し俯いた感じにする為、パーツを少し延長してモノアイ十字の下部分が接触しないように胴体部分を削っているのと手首をHGUCゲルググの物に変更してカバーも追加。
あとは、ゲーム画面で見られるモールドに変更や市販パーツの使用と言った所です。

このキットでの改造例としてよく雑誌などで見かけるのが腹部を短くしたり足を延長したり首をめり込んだ感じにするのが定番とされていますが今回はその手の改造を一切行っておりません。
何故ならただでさえ通常のドムのキットと身長差があり一回り小さいキットなのにそれをやってしまうともっとおかしな事になってしまうからです。
そのスタイル(0083版)にしたいのなら最初からガレージキットを組んだ方が早いですしゲームの物はプラモ出るの方に近いですから・・・
あとこのトローペンはちょっとした工夫で慎重さをドムと同じにしています。
このキットもそうなのですが昔のHGUCはヒザなどの関節が非常に緩いので瞬着でタイトにしています。

ゲーム内で一度クリアした後のオマケ武器としてサンドラ少尉のトローペンにはビームライフルが配備されるのでゲーム画面をもとにシーマカスタムの武器から改造して作って見ました。
(完璧とまでは行きませんがこんな感じだったと思います。)
左腕に付けたミサイルランチャーもゲームで使用しているのですがかなり古いゲームなので若干、デザインが省略されていると言うかチープな物になっていたので本来これが付けたかったのであろうと言う事でゲルググキャノンから流用しています。

それとデカールはエンブレムもジオンマークも貼っていません・・・。
一度は貼ったのですがどうも似合わないと言うかスケールの合うジオンマークもなく断念しました。
この塗り分けでこの武装と来ればフェンリル隊仕様以外では考えられないので・・・
と言うかゲーム画面でも一切無しですからこれでもOKだと思います。

汚し塗装をしていないので一緒に作ったフュンフもそうなのですが塗料自体を暗くて汚い色にするのが難しいです。(でも画像では明るくちょっと焼き菓子の様に写っていますが・・・)
今回、再確認しましたが私の様に普通に塗るよりこの手の機体は三十路工廠さんの様な汚し塗装をした方がカッコ良くなりますよね。